ウチの娘は彼氏ができない

 
ロックバンド[Alexandros]のボーカル・川上洋平さんが、
1月スタートの日本テレビ系連続ドラマ
『ウチの娘は、彼氏が出来ない!!』（毎週水曜 後10：00）で
テレビドラマ初出演を果たしています。
連続ドラマ初出演の川上洋平さんが
ドラマでどのように成長していくかも
見どころのひとつです。

[Alexandros]の前々からのファンにとって、
そんな楽しみで魅力的な話題はありません。

洋平さんがドラマに出演するきっかけと
洋平さんのドラマの魅力をネタバレしないよう
ご紹介します。
 
 

出演するきっかけ

 
川上洋平さんの所属する[Alexandros]は、
2020年に10周年を迎え
様々なお祝いイベントが用意されていました。

 
しかし残念なことにコロナ禍の影響で、
記念ライブもアルバムの発売も
延期となっていました。
 
メンバーは前向きに
「11年目に10年を振り返る形にしよう」と
気持ちを切り替えていました。
 
ですが、その発売もさらに3月となってしまい、
メンバーの行き場のない気持ちを
じっとこらえていた冬になりました。
 
そこに川上洋平さんのドラマ出演です。
何かをしたくてもできない
今の時期にはぴったりです。
 
洋平さんも
「自分の世界を広げたい」という気持ちで
引き受けています。
洋平さんの心の中には、
ミュージシャンが俳優をすることは
前々からあったという思いでためらうことなく
承諾しています。
 
とはいえ、相手役の菅野美穂さんは、日本のトップ女優さん。
さらに脚本は、『ロングバケーション』や『オレンジデイズ』など
いつもきゅんきゅんさせてくれるあの北川悦吏子さんです。
 
しかも他の配役の方々も一流俳優ばかり。
その中に、洋平さんが入っていくのは、
さすがというか
洋平さんらしいと言えますよね。

 
 

橘漱石の魅力

 
もともと菅野美穂さん演じる碧の小説に
並々ならぬ想いがあって担当になった設定です。
 
ドラマの中では漱石には
彼女もいますが、
そこはドラマの中の生活感。
この先がどうなるかはわかりません。
 
さらに本格的なドラマデビューとなったことと合わせるように、
立ち振舞はぎこちなく、緊張気味で、セリフもつたない感はあります。
でもどこの会社においても
新入したての人を想像すれば、洋平さんの動きも自然に見えます。
 
 

現場の魅力

 
ドラマが展開される場所に、
よく蔦屋書店の前の交差点が映ります。
この蔦屋書店は本を手にコーヒーが飲めたり、
オシャレな雑貨も販売される
若者のトレンドの発信地です。
しかもその場所は六本木ヒルズの前のところ。
 
そしてみんなが集まるたい焼き屋は、
そこを渡った先の麻布十番あたり。
新しさを若者を表現するなら、
その子達を思う人情を表現するのがたい焼き屋
という新旧を交差させています。
 
 

脚本の魅力

 
前半は、人物紹介や物語のプロローグ的な動きで
若干登場人物が多くなってわかりにくい点もあります。
この先一人ひとりの役がハッキリしてくると
それぞれの光るところが見えてきそうです。
 
ネタバレしない程度にいえば、
菅野美穂は母子家庭。
たい焼き屋は片思い。
 
そのあたりから謎が解けてきそうです。
 
 

作品の魅力

 
ストーリーの冒頭に
何があってもキャスティングの変更を許さない菅野美穂の作品が、
このドラマの大きなキーになっているようです。
 
そのあたりから人物関係も次第にわかり
洋平さんの思いいれの深さがわかるはずです。
 
 

ウチの娘は彼氏ができないのアレキサンドロス・川上洋平の魅力は？最後に

 
脚本家の北川悦吏子さんは、
最初から洋平さんを起用する設定で
書かれていたと言われています。
洋平さんでなくてはならなかった理由。
 
それは、これまでの洋平さんの生き様を知っていたからかもしれません。
サラリーマンの経験もあり、
何万の観客を1つにできるカリスマ的要素ももった洋平さん。
どんな漱石を洋平さんが作り出してくれるか、
楽しみではありませんか？
 
洋平さんがどんどん漱石になっていく姿は、
この先のバンド活動にさえ影響をあたえそうです。