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川上洋平さんの作る曲には、
小説のようなプロローグの部分が
あることがよくあります。
さらにいうと、
溜めて溜めてドーンと言った
そこでは終わらないロックバンドでの終わりがあります。
そういった物語的な曲は、
エンジンをかけ、
走り出し加速する車にも似ていませんか。
今回、アレキサンドロスがオファーを受けて作った曲「風になって」も
その代表と言えるのではないでしょうか。
コロナ禍にある今現在、
新車を宣伝するというのは、
かなり難しい問題です。
人々がこぞって出かけるわけでもなく、
ひたすらこの嵐が過ぎるのを待っているのですから。
にもかかわらず「風になって」は
あたかも自分が遠くへ走る車を運転し、
そして広い海を眺め
森を抜けと全方向に広がりがあるMVになっています。
さらに「風になって」のMVは、
いくつかのバージョンがあり、
その1つが新車のプロモーションビデオになっています。
では、「風になって」のいくつかを見に行きましょう。
洋平さんがかっこよく運転
これは余談ですが、
川上洋平さんは免許を一度失効しています。
というのも何か免停だとか大きな事故だとか
そういうことではありません。
営業で毎日忙しい中、
帰宅すればバンドの練習と
免許の更新に行くことができないほど
忙しい日々を送っていたのがその理由です。
かつては、磯部さんたちにそのことで
冷やかされたりもしていましたが、
昨年、奮起してまた免許の獲得に成功しています。
こういうところもやはり努力家の一面ですよね。
今では、CMでも披露できるほどの復活を果たしています。
CMの車種って何?
この曲は「SUBARU XV」のCMソングとしてオファーがあり作られた
書き下ろしソングです。
そして2021年1月20日にリリースされた
ベストアルバム「Where’s My History?」のDISC1の4曲目に収録されています。
スバルというとみなさんの年代によってもいろいろイメージが
あると思いますが、筆者は「レガシー」が
代表的な存在かなと思い浮かびます。
ですが、SUBARU XVもかなりの代表作にあたる
ヒット車と言われています。
弾き語りもかっこいい
背中を向けてGuitarで曲を作る洋平さん、
どうやら行き詰まっている様子です。
そしてメンバーで遠い所へ向かいます。
この時、サトヤスもMVに登場しているのは、
この曲のMVが最後のサトヤス出演作となる
貴重な作品です。
メンバーがそれぞれ何かを考えながら車を走らせていき
最初は、海に、そして次に森の奥へと走り抜けていきます。
運転のシーンは磯部さんが一番長いようで、
普段からよく乗っている様子で安定感があり、
リラックスしているメンバーの笑顔も見えるときがあります。
MVの車とCMの車って同じ?
気が付いたファンの皆さんも多いかと思いますが、
メンバーが乗っている「SUBARU XV」は
なんだか古く感じませんか。
そうなのです。この車は1991年9月に発売されて、
2万4365台が生産された
アルシオーネSVXというスバル車の中でも
ヒット中のヒット作なのだそう。
その流れをくむのが
「SUBARU XV」でアレキサンドロスのCMソング
として起用されている車になります。
他にもこのような記事を紹介しています。
⇒アレキサンドロスの閃光のMVがカッコいい!カラオケに入ってるかも!
⇒アレキサンドロスのシングル・閃光の購入特典や値段!収録曲はなに?
アレキサンドロスの風になってがカッコいい!MVの車(車種)も紹介!最後に
それぞれのバンドが思うように動けない制約のある中。
それぞれのバンドが自分たちにできることを探し始めています。
アレキサンドロスは、コロナ禍とサトヤスの脱退とダブルパンチにあったような
出来事が重なってしまいましたが、
自分たちにできることを見つけ出しています。
今回のCMソングで海や山をロケーションとして使ったことにより、
奥行があり広がる世界はまだまだあることを
広がりをもって伝えているようです。
車でのドライブで走るシーンは時の流れにも
通じるところがあります。
その曲がりくねった先に何かがあるものと信じて
車は進んでいくようです。