akinoriharuyuu

アリーナを一杯にできるほど
アーティストとして成長したアレキサンドロス。

ここまでくるにはたくさんの挫折や困難もありました。

ですがその2010年からの音楽の道のりの中で
アレキサンドロスはアルバムを8枚もリリースしています。

アレキサンドロスというと「ワタリドリ」や「閃光」と
まず最初にイメージする人が多いかと思います。

ですが、長い下積み時代から作り続けた曲は、
あまり有名にならなかったかもしれませんが、
聴いてみるといい曲なものもたくさんあります。

どんどん新しい曲が発表されているので
これまでにもとてもいい曲が発表されていることを
気が付かないままかもしれません。

今回は、そんな長いアレキサンドロスの歴史から
あまり知られいないものの、
聴いてみるととてもいい曲だと思える曲を
ご紹介します。

アレキサンドロスのマイナーだけど名曲と言えば

・Plus Altra　～アルバムALEXANDROS～

初期のアレキサンドロスの曲です。
ですが、冒頭から上がって洋平さんの声が響き、
さらにギターのリフがしっかりと入るこの曲は、
アレキサンドロスというよりも典型的なロックの
教科書のような曲です。
現代の複雑な音色やリズムがはなくとも
本来のロックの形をそのまま表しています。

・Coming Summer　～アルバムALXD～

アレキサンドロスが知れ渡るようになった頃のアルバムです。
このアルバムからアレキサンドロスが好きになったという人は
タイトルのComing Summerというわりに
どこかせつなく夏の終わりのような感じにも受けます。
しっかりとしたスローバラードではありますが、
あまり有名曲となっていないのがもったいない気がします。

・Wanna Get Out　～アルバムAlexandros～

イントロからイメージが「まーくん」で
オリエンタルな曲調が「まーくん」で
英語の強いアレキサンドロスの中で
「まーくん」の存在が際立つ作品。

・Travel　～アルバムMe No Do Karate.～

この曲を聴くと、本当に旅行にいきたい気持ちになる不思議な曲調です。
洋平さんの早いテンポの唄も「行かなきゃ」と後押しする感じが
いいです。あまりこの曲だけをフューチャーする
ことはありませんが、アレキサンドロスの引き出しの多さを
物語っているようです。

タイトルだけでも「あまり知らないなあ」なんて
思うかもしれません。ですがこの４曲はどれも同じようなメロディーでも
同じような曲調でもありません。それぞれの個性が際立ちます。

アレキサンドロスの魅力の詰まったMVのいい曲も

・You’re So Sweet & I Love You　　～アルバムI Wanna Go To Hawaii～

まだまだ発展途上のアレキサンドロスがそのまま見れるMV.
山の中での演奏や線路を歩く、そんなところにすがすがしさを感じ
かつ出来上がった曲を盛り上げています。

・Droshky!　～アルバムALXD～

かっこよくて、スカパラのようなホーン隊がホーンで（馬）
ユーモアのエッセンスもアリながら真面目に曲に向かうMVそのものが
物語性があって面白い作品

アレキサンドロスの隠れた名曲は

・Thunder　～アルバムAlexandros～

MVとはいえないまでも表紙の天使のような女の子とは想像もつかない
ディスコティックなリズムに思わず引き込まれます。
おそらく洋平さんの限界を超えた音域は、
かなり苦しいものだと思いますが、それもまたこの曲の効果を引き出している。

Alexandrosのマイナー曲・隠れた名曲といえば！曲やMVの魅力も紹介！最後に

新しいアルバムが製作されたからといって、
そのすべての曲にMVが作られるわけではありません。

例えばドラマやCMとのタイアップしているものは、
MVもアレキサンドロス版として製作されることが多いのですが、
それ以外では、
アルバムのリード曲にMVが作られることが多いようです。
そのMVとしてつくられる曲は
もちろんアレキサンドロスの
今回のアルバムにおけるテーマだったり、
映像が入るとより
曲のイメージが良くなる、
そんなところから始まっているのではないでしょうか。

実際、タイトルに合わせたMVもあれば全く違う映像に
作られる場合もあります。
ですが、その曲を選んだということが
アレキサンドロスの目的になっているという
ことなので、曲を聴くときには映像も一緒に見ると
もっと魅力を感じるのではないでしょうか。

最近は、どんな服装で出かけるか迷うほど
気温の上下が激しいですよね。

先週はものすごい風が吹いて
「これは春一番では！」
と思ったらやはりそうでした。

年度末ということもあり、
やらなくてはならないことは一杯。
受験生の皆さんは今が正念場。
毎日がマックスの緊張状態なんて人もいるかもしれません。

こんな時は一度、少しの時間でも気持ちを落ち着かせて
それからまた走り出してみてはいかがですか。

今の季節、そんなすぐにリラックスできるなんてことは
ないかもしれません。
なのでアレキサンドロスの中でも
特に心にパンチの効くとっておきの泣ける歌
を選んでみました。
昔から「泣いたらすっきりする」なんて
言葉がありますよね。あれです。

それはもやもやしたやるせない気持ちを
開放する手段が涙なのかもしれません。
なので今回はそんな曲をご紹介します。

アレキサンドロスのなける歌詞の歌

「涙がこぼれそう」

2013年1月23日
この曲はミュージックビデオには飯豊まりえさんが出演しています。

僕は普通の奴と違う　非常に面倒くさい奴で
群れる奴を小馬鹿にしてなるべくかかわらない

この歌詞にあるように、
洋平さんは帰国子女として
日本の学校生活をスタートするわけですが、
どうしても日本人特有の文化に
馴染めず、さらに特別視されターゲットとなって
嫌がらせを受けていたつらい時期に思いが重なります。

そんな時にも洋平さんは、自分の中では
勇ましい部分も出してみたりと
自分のスタンスに迷う日々を綴ったもの。

洋平さんの通っていた学校に
そういった帰国子女がいなかったのかもしれません。

今ではクラスに1人や2人は「どこどこ帰り」
なんて珍しくないような気がします。
実際筆者が通っていた学校にも「帰国子女枠」や
金髪の留学生も何人もいてそれもある意味普通でした。

また話は戻りますがこの「涙がこぼれそう」は
スローバラードではあるものの
音の重厚感はそのスローな音色に
どっしりとのっかったロック的な曲でもあります。

「サテライト」

子供の頃の洋平さんのことを思い出す大人の洋平さん。
誰にでも懐かしい記憶は残っていますが、
この作品はその中での自分のありようの創作部分で構成されている

「一つでいい」「一つでいい」

は、自分たちのやりたいことをやりたいとしたら
その中で一つだけでいいから
夢をかなえさせてということはつまり自分がミュージシャンとして
生かせてとなるのでは。
よくタイムリープの話はアニメや漫画でつきませんが、
寝静まって澄み切ったひんやりとした雰囲気が
ロックのリズムさえも心地よい眠りの前のよう。

空と青

君が笑うと　嬉しいから
どこまでもふたり　歩けそうで

君が泣いたら　空も泣くよ
星の隠れた夜は　そばにいて

君が生まれた　その日には
遠くの月さえ　語りかける

空に浮かんだ　青い舟は
ゆらゆら　あなたを運ぶだろう

やがて　時が過ぎてく
思い出の水たまり
うまく　飛び越えられずに
闇に散る

涙がでそうなバラードソングなのに
洋平さんが歌うとなぜか
みんなの背中を押す応援ソングにかわってしまう
不思議な曲です。

ギターよりもピアノが目立つこの曲は、
音色を変えなくても
ピアノの音色がそのまま表現してくれるので
アレキサンドロスの中では珍しくもあり、
丁寧な洋平さんの歌声とマッチして最高。

water drop

絶望の雨

雨が降り注ぐ 地面に 光が広がる 骨まで濡れて 私は一人 消えていく

視界は曖昧 湿った灰色 雷が私の名を呼ぶ 残されたものを探そう 彼女がいなくなった今 私は何に惹かれているのか

洋平さんの曲の中では涙がwater dropにかわり
本当に粒になって落ちていく様がよくわかります。
途中からはいつものアレキサンドロスのエッセンスも
交えながらの紹介の仕方がアレキサンドロスらしい。
洋平さんの声の伸び、テンポのよさ
全部をこの一曲に混ぜ込んだ紹介の曲

アレキ以外でおすすめの泣ける歌詞の曲は？

映画編

SAUCY DOGS　映画『52ヘルツのクジラたち』

『52ヘルツのクジラたち』この長い旅の中で
この作品は杉咲花さん　志尊淳さん主演の
3月ロードショウの映画の挿入歌です。
予告編だけみてももう切ない気持ちが一杯になり
Saucy Dogの代表作になることは
間違いなし。今、学生たちに大人気のSaucy Dog。
男でも女でもなく「自分」の心の中を描くことには
ダントツのグループです。
全部がオンエアされることを待ちたい一曲です。

Mrs.Green　Apple　映画『サイレントラブ』

サイレントラブの広告はこちら
こちらも映画で使われている曲ですが、
1月26日ロードショーの作品です。
山田涼介さん　浜辺美波さん主演映画ですが、
ミセスの曲はとにかく大森さんの曲の上手さが
すばらしくどんな高音も普通に出し、さらに
その中で抑揚やファルセットを難なくこなす
すごいテクニックの持ち主。

胸の痛み喉を伝いこえにならない

映画の予告に浜辺美波さんが「きらきら星協奏曲」を
弾くシーンを窓の外から
山田涼介さんがのぞくシーンがあるのですが、
その陰のある山田涼介さんを見るだけでも涙がポロリです。

母と娘の絆からなける歌

宇多田ヒカル　　花束を君に

宇多田ヒカルさん、現在活動を休止しています、
彼女のキャリアの中では
時々休んで空っぽになるときが
必要な時間でもあります。
なぜなら独りで闘いながら
やさしさを忘れず生きていこうと懸命に
歌を歌っている人だから。

花束を君に贈ろう
愛しい人　愛しい人
どんな言葉並べても
真実にはならないから
今日は贈ろう　涙色の花束を君に

毎日の人知れぬ苦労や淋しみも無く
ただ楽しいことばかりだったら
愛なんて知らずに済んだのにな

MVが特になける歌

米津玄師　LEMON

夢ならばどれほど良かったでしょう
未だにあなたのことを夢に見る。

初めて米津玄師さんが全国になったのはこの曲。
亡くなった米津さんとおじいさんとの
見えない会話から生まれた曲
12年前から辛い思いを抱えている米津さん。
そうしてみると誰かの愛する人がいなくなるということは、
何年という月日でもなく胸の中でずっと抱えていかなければ
ならないもの。おじいさんとの会話の中で「くえ」という
不思議なセリフが入るのが二人にしかわからない
呼び鈴のようなもの。

JULEPS　旅立つ日 アニメ版「象の背中」主題歌

丁寧なピアノ、丁寧な歌、これがすべて。
こんなに胸に刺さる曲はないと思う。
とてもシンプルそれだけ。

最初の夜だけ泣いてくれ

それはどんな気持ちで言っているの？
ここはやはり秋元康のなせる業なのかもしれません。
会いたい人に会いたい。それだけです。
アニメをみるだけで泣けてきます。

静けさにある壮大なメロディに泣ける歌

かてぃん　千と千尋の神隠し

「千と千尋の神隠し」を観たことがない
という人もいるかもしれませんが、
ショパンコンクールで4位、そしてYoutuberでもある
かてぃんさんが作る「千と千尋の神隠し」は
映画をそのままピアノで表現しているかのようで、
1フレーズ毎にそのシーンがよみがえり
壮大さ、大人になることの難しさ
さらには、ピアノで静けささえも表現できる
すばらしい作品。歌詞がなくても
その1シーンごとの千尋のセリフがよみがえります。

声の美しさに泣ける歌

Uru 『それを愛と呼ぶなら』 TBS系 日曜劇場「マイファミリー」主題歌

守りたいものがあると、そこに未来があるんだと
君のいる場所まで迎えにいくから
雨風に打たれてボロボロになったら
不格好な姿を笑ってくれ
一度転んだからこそ見える世界があるなら
もう二度とその手を離さないように
やっと気づいたんだ　君と過ごす日々
本当に欲しかったものが　そこにあるんだよ

MVを見ているだけで瞼が熱くなる作品
きっと毎日が自分のせいではないのに
辛くてどうしようもない人達は
この世の中にいることを教えてくれる。

一人で歩いて来た顔をして
失いかけてからようやく目を覚ました
そばにあった存在のその温もり
僕はそう　大馬鹿者だ

みんな同じなんです。

かけがえのない人を失った時の心の響きで泣ける歌

松田聖子・エリッククラプトン　tears in heaven

もともとエリッククラプトンがわが子と
かくれんぼをしていた時に誤って落ちてしまった4歳の
息子に送った曲。

Would you know my name if saw you heaven

松田聖子さんも娘さんを北海道のホテルでの
不幸な出来事を体験し、同じ親としての思いが重なるところが
あるのではとうたっている曲です。
もちろん、悲しみが癒えることは一生あるわけないのですが、
それでもなお松田聖子として生きることを選んだ彼女の
強い信念を思うと涙が出てきます。

alexandrosの泣ける曲といえば！歌詞に名言が多いけど感動するのは？最後に

落ち込んだり気分が上がらなかったりするときに、
なんとなく聴いた音楽の歌詞が
偶然にも自分の気持ちを反映しているようなことって
ありませんか？
日本語と英語での詩の違いは瞬時に入ってくる言葉の記憶かもしれません。
すぐに入ってくるから自分の経験したことと重なってその言葉が
忘れられないくらい感動的なものとなり涙がこぼれてしまう
そんな日本人にとっての文化のような気がします。

そんな気持ちとリンクして音楽が聴けるから
日本人独自のロックというものがあるのではないでしょうか。

みなさんは、どんな音楽が好きですか？
というよりも好みのジャンルはありますか？
好きなジャンルがアメリカのハードロックなんかが好き
という人にとってアレキサンドロスなど、
日本のロックバンドの音楽はちょっと物足りないという人も
いるのではありませんか。

確かにハードロックを聴きながら
ノリノリにドライブなんていうのも
楽しそうですよね。
ですが、その時その時の気持ちに合う
日本のロックバンドの曲というのも
たくさんあります。アレキサンドロスもその1つです。

では、アメリカのロックと
日本のロックと好みがわかれるのでしょう。
それはおそらく初めて聴く時には
すでに分かれるのではないでしょうか。
アメリカのロックが好きな人にとっての初めてはサウンド重視。
もちろん英語そのものもサウンドに入ります。

そしてアレキサンドロスのような
日本のロックバンドを初めて聴く人には
おそらくなにか言葉が
頭に残るのではないでしょうか。
そして興味を持って曲をじっくり聴く。
もちろん歌詞を重視して聴くのが
日本のロックバンド好きの特徴です。

そんなアレキサンドロスは、英語のフレーズも多く
最初は英語の部分ではなく
日本語のどこかがひっかかって聴き始めたら
すごいいバンドだと思うようになることが多いと思います。

そしてライブに一度行けば
もうファンになること間違いなしです。
そんなアレキサンドロスの良さが
抜群に出ている曲をお勧めします。

アレキサンドロスの人気曲や定番曲

閃光

『機動戦士ガンダム 閃光のハサウェイ』主題歌
おそらくいろいろなドッキリやいきなりの出来事のBGMに必ずこの先も残る作品
「ギターがとにかくかっこいい。
サビの「ならないときに、、、、」のところだけカットされていることが多いが
冒頭の始まり感が盛り上がりには抜群。
しかも転調して「哀しい世界はなくて、、、」からの展開が凝っている。
何通りにも展開するこの曲は
聴いているだけで物語が完結していくかのよう。
4人の全力感が特別。

ワタリドリ

言わずと知れたアレキサンドロスの代表曲。
もしライブでこの曲をしないとなったら、
お客さんはきっと何か物足りなさを感じながら
帰っていくようなアレキサンドロスに
くっ付いている曲。

風になって

めずらしくマー君の冒頭からのリフがかっこいい。
見る側からするとマー君は時に
目立たない存在かもしれないが、
もしマー君がいなかったら
この4人のアレキサンドロスは存在しないほどじ
テクニックもそうだが精神的な根っこの部分の安心感、
どっしりとした役割をしている。

adventurer

アレキサンドロス自身の苦しかったことや辛い経験を
そのまま表現している曲。
洋平さんの声のトーンもライブの方がより鮮明に聴こえるし、
磯部さんとマー君との
何も合図なしでも通じる程の一体感は
長年の積み重ね以上に人としての信頼感が満載。

SNOW SOUND

冬の澄み切った空気をそのまま表現した曲。
しかもMVはショートの恋愛ドラマ仕立てになっているので
寒さの中での男女の二人の絆が暖かさをも感じる。

Feel like

いつもの力強いサウンドというよりも
澄んだ透明感のある曲で、
ノリの良いリズムとサウンドが
思わず体を揺すりたい気持ちにさせる曲

Famous Day

リズム、疾走感、洋平さんの声、
すべてがロックと言っていいと思う。
若干英語が多い曲ですが、ノリで乗り切れる！
これぞアレキサンドロス！という曲

アルペジオ

「アルベジオ」と題名があるだけに
マー君の刻むギターのリズムはアルベジオ。
ただ途中からの展開はそのままで
アルベジオの平坦なリズムではなく
さらにまた2番に戻る際にリズムが
アルベジオに戻るのがメインで
アレキサンドロスらしくする盛り上げになっている。

アレキサンドロスの良さがわからない人におすすめ！人気曲や定番曲！最後に

CDで音楽を聴かない人がほとんどになり
サブスクで自分の聴きたい曲を聴く。
そしてその人好みの曲をAIが察知して
曲を送り出してくれる今の時代。

誰かに「この曲おすすめ！」なんて言われないと
膨大な曲の中から好きな曲を探し出すのは
大変なことかもしれません。
しかもそこには、
もう国境はなくJ-pop　K-pop　そして世界中の人気曲が
あふれています。

そんな中でもアレキサンドロスの曲は
一つ一つに物語があり、
メンバーのこれまでの努力を知れば
もっと曲を深く知ることができます。
ロックは魂でできている曲。
それを体から放つのからこそ通じるものがあるのでは。
アレキサンドロスは、とにかくいろいろな人生経験がありますから、
それを糧にしたいい曲ばかりのロックバンドです。